Androidタブレット FT701W 買いました

ここのところなぜか無性にAndroidタブレットが欲しくて、低価格のものがないかいろいろ探していたのですが、先日某大型掲示板に格安情報が載っていたので、勢いで買ってしまいました。

 
Androidタブレット買いました 

FRONTIER製のFT701Wという機種です。ヤマダ電機で新品が広告の品で14,800円でした。日本のメーカー製なのに、中華pad並の価格だったので飛びついてしまいました。

主なスペックは以下のとおりです。

OS  Android 2.3 
CPU Texax Instruments OMAP4430
Coretex−A9 Dual Core 1GHz
 メモリ 512MB 
 内蔵ストレージ 8GB 
 LCD 7インチ 1024×600 
 外部端子 ヘッドホン端子 x1, microUSB x1,
microHDMI x1, microSD カードスロット
 無線LAN IEEE802.11a/b/g/n 
 Bluetooth v2.1 + EDR 
 センサ 加速度センサ、ジャイロセンサ、照度センサ、
地磁気センサ(コンパス)、GPS 
 その他 NFC、赤外線送信機能付きクレードル 

CPUはPandaBoardと同じOMAP4430 です。センサもひと通り揃ってます。

下面に各端子があり、右側に電源スイッチがあります。 

下面から見たところ
下面から見たところ  (左からヘッドホン, microUSB, microHDMI, microSD) 

ウラ面はこんなかんじです。

ウラ面から見たところ
ウラ面 左下に NFC リーダ?がついてます

面白いところとしては NFC 付きです。たぶん使い道はないでしょうけど ^^;

私にとっては Softbank X06HTII以来、2台目のAndroid機です。X06HTIIはメインの携帯ということもあり、root化はしていなかったのですが、タブレットはおもちゃとして色々いじってみたいと思います。

さて、この機種はあまりレビューを見かけないので、簡単に印象を書いてみようと思います。

動作 

まず、動作ですが、個人的には十分キビキビ動いてくれてると思います。高性能タブレットを触ったことがないので、完全に個人的な印象ですが。

普通に、ネット、メール、電子書籍リーダとして使う分には、十分です。

LCD 

液晶は視野角は特別狭くはありませんが、上下方向は明るさの変化の傾向が非対称(上から見ると暗く、下から見ると明るく見える)なので、縦持ちすると若干違和感があります。

ですが、個人的には十分慣れられるレベルです。横持ちでは全く違和感ありません。

バッテリ 

電池の持ちは結構いいと思います。特にスリープ中の放電が少ないのがイイです。朝、満充電の状態で Wifi, Bluetooth を OFF にしてスリープさせ、夕方レジュームさせたら電池残量は 97% でした。

その後 Wifi を繋げながら、1時間くらいいじっても 90% 残ってました。

動画やゲームなどをしなければそうそう電池は切れなそうです。

Market 非対応 

個人的には十分満足な買い物だったのですが、やはりAndroidマーケットに対応してないのはイタイですね。デフォルトで入っている Topnow Market もあるにはあるのですが、いかんせんアプリが少なすぎます。

なので、ゴロ寝ブラウザ用など用途が絞られている人向けですね。サブ用には結構イイと思います。

後述しますが root が取れるようなので、入れる気になれば公式マーケットも入れられますが、いけないことなのでそこは個人の責任で。 

GPSがほとんど使えない 

センサをひと通り使ってみたんですが、GPSは感度が悪く、ほとんど使い物になりません。高い建物のない空の開けた場所でやっと受信できる程度です。

ナビなどの用途には向いていません。 

root は取れるらしい 

2ch の FT701W スレッド によると、どうも root も取れるようです。

 

root が取れるといろいろできそうなので、いろいろいじってみたいと思います。

4up 小冊子印刷PDFの作成

前回の製本の際に作成したスクリプトを公開します。

動かすには perlの他に、pdfinfo, pdftk, pdfjam コマンドが必要です。Ubuntu 11.10であれば、以下のコマンドでインストールできます。

$ apt-get install pdftk pdfjam 

Ubuntu 11.10 の場合は、pdfinfoは元々入っていました。 

使い方はアーカイブを展開すると作成される 4up-booklet ディレクトリに移動して以下のように実行します。

$ ./4up-booklet.pl [-r] 入力PDF 出力PDF

-r オプションは後述します。 

A4のpdfファイルを渡すと、以下の図のような 4up された小冊子印刷用の A3 PDF が出力されます。 

この出力されたPDFを長辺綴じで両面印刷して、A5サイズに断裁すれば、A5サイズの本が作れるようになっています。

また、断裁はA4サイズに留めて、中央でホチキスで止める中綴じもできるようなページ割になっています。 

 

-r オプションを指定すると 4up 時に左右を入れ替えことができます。こうすることで、縁取り印刷できない印刷機でも、縁ギリギリまで印刷できるようになります。ただ、いくつかデメリットもあります。

  • メリット
    • 縁まで印刷できる (左右のみ)
  • デメリット
    • 中綴じはできない (A5まで断裁が必須)
    • 断裁面が本の腹になる
      • 刃こぼれなどで断裁面が汚いと見栄えが悪い
      • 断裁面は刃の汚れがついて汚れやすい

実は、ページ割が間違っていて前回の製本がたまたま左右逆になっていたんですが、これはこれでアリだったのでオプション化したものです。 (^^; アブナイアブナイ

最後に注意事項ですが、ページ割がおかしいこともあるかもしれないので、使う際には試し印刷をすることをお勧めします。製本時に大量に印刷してからでは失敗時の被害も大きいので、確認した上で自己責任で使ってください。 

また、これは左開き(横書き)を前提に作ってます。-r オプションをつければ右開きにも対応するような気はしますが、確認してから使ってください。

電子書籍の製本に挑戦

みなさま明けましておめでとうございます(遅っ!)

気づいたら今年初のブログエントリになります。今年も力を入れすぎずマッタリ行きたいと思います。

また、管理者不在中に別の方の質問に回答してくださった、みじまさん、ありがとうございました! 

さて、本題の製本です。

最近、印刷可能なPDFで技術書を購入したんですが、技術書という性格上、どうもPCだけでの閲覧は不便なことが多いので、紙で閲覧したいと思うようになりました。

特に今回は洋書なので、英語が苦手な私としては、分からない英単語の訳を書き込んでいきたいという別の意味もあり、印刷することにしました。

それっぽいキーワードでググった所、人力検索はてなの「PDFファイルの印刷と簡易製本をしたいのですが…」という質問に対する答えのNo.3に参考になる情報がありました。

印刷代を安上がりにするため、1回り大きいサイズ(A4に出力するならA3)の紙に小冊子印刷で両面印刷し、半分にカットして製本するというもの。印刷代が約半分になるので非常に経済的。

また、レーザープリンタを貸してくれる所や、個人でも1部から出力してくれる印刷業者があることも知りました。 

色々なサイトを参考に私も製本してみました。ただし、私の場合は印刷代を更にケチって4up (A3を1/4にカットしてA5サイズの本にする)で印刷してみました。

1. データの用意

今回印刷したい本は洋書のためか、A4などの規格とは違う独自の大きさのため、印刷業者に渡して印刷する際のトラブルを避けるため、A4規格に合わせてから4upにします。

Ubuntu などの Linux OS では印刷する際に、PDF形式でファイルに出力することができますので、この機能を使ってA4形式のPDFに印刷出力します。

Acrobat Readerでは PostScript 形式でしか出力できないので、UbuntuでPDFを開くときのデフォルトである「ドキュメントビューワ」でPDF(独自サイズ)→PDF(A4)に出力しました。

2up での小冊子印刷なら、この時に小冊子印刷を選ぶだけでデータの用意は完了です。

しかし、4up での小冊子印刷など対応しているわけがないので、pdftk と pdfjam を使って4up 小冊子印刷用にページ割をするスクリプトを作りました。

こういう個々のツールを組み合わせて新しいツールを簡単に作れるというのがLinux/Unixならではですね。

このスクリプトに関しては別記事で公開したいと思います。

2. 印刷 

安い印刷業者(出力センターというらしいです)を探した所、アクセアという会社がA3モノクロ印刷 1面 9円 + 1ファイル 100円と安めだったので、ここにお願いすることにしました。

 4upしたPDFは90ページ(両面印刷して45枚) だったので (9 * 90 + 100) * 1.05 = 955円なり。

今考えてみると、セブンイレブンのマルチコピー機でPDFを出力したほうが安かったかもしれません。A3サイズでも10円で出力できるので 900 円で済みます。

印刷結果の写真を取るつもりだったんですが、すっかり忘れてました・・・。 

3. 断裁&製本

A3 で出力したものを Fedex kinko’s に持って行きます。ここでは 1 カット 100円で断裁してくれ、製本もしてくれます。

ちなみに、Fedex kinko’s でも印刷することができますが、ちょっと割高です。PCを借りて自分で印刷することで割安にできますが、モノクロ 1 面 11 円と単価が高く、PCレンタル代が200円以上かかります。

まず、A3→A5で2カットしてもらい、一度返してもらってページ割が正しくできているかチェック。自前のスクリプトでページ割したのでちょっと不安だったんですが、正しくページ割できていました。 

製本の種類はくるみ製本とリング製本(どちらも税抜 320円)でちょっと悩みました。

見栄えや、本の強度的に一番いいのはくるみ製本なのですが、今回の用途として本を見ながらPCに打ち込んだり、紙面に書きこむことを考え、180度開いて勝手に本が閉じたりしないリング製本にしました。実用性重視!!

4. 完成!

そして完成品はこちら。

ちょっとリングがでかい気がしますが、この厚み(2cmくらい)なので仕方ないですね。それに見た目より実用重視ですから。リングはたしか白・黒・青の3色から選べたと思います。

中身はモノクロですが、セブンイレブンでカラー出力(50円)していた表紙を一番上に載せ、製本してもらいました。

また、写真では分かりにくいですが、表紙の保護のため半透明のシート(クリアファイルのような素材のもの)を表に1枚追加してます。税抜100円

裏側はこんな感じ。

 

裏表紙としてクリーム色の厚紙を追加してもらいました。こちらも税抜100円。

リング製本なので180度安定して開きます。

リング製本は本棚にしまうときに邪魔になるので、ひと通り読み終えたらくるみ製本で製本しなおそうかと思ってます。

ただちょっと失敗したのはコレ。

  

ページ番号がリング製本の穴に撃ちぬかれてしまってます。右側のページ番号は読めるので特に困らないですが。

ちなみにこの本は、見開きを意識したページレイアウトになっておらず、どのページも右上にページ番号が書いてあります。

まとめ

全386ページある A5 の本を製本するのにかかった金額は以下のようになりました。明記がない金額は税抜きです。 

  • 印刷  –  小計: 955円 (税込)
    • 1ファイル手数料: 100 円
    • A3モノクロ印刷:  9円 × 90面= 810円
  • 断裁・製本  –  小計: 651円 (税込)
    • 断裁: 100円 × 2カット = 200円
    • 表表紙・裏表紙: 100円 × 2枚 = 200円
    • リング製本: 320円
  • 表紙印刷
    • カラー印刷: 1枚 50円 (税込)

合計:1656円!!

個人で1部のみの製本としては、かなり手頃な値段じゃないでしょうか。印刷をセブンイレブンでやっていれば、1601円ですね。

あと、製本が思いのほか安くできることがわかったので、書籍を断裁→自炊(スキャン)→再製本というのもありだなと思いました。アクセアのくるみ製本のサンプルのページのように、表紙データさえうまく作れれば見た目にも遜色ない本に仕立てられると思います。

初めて挑戦したにしては出来栄えも個人的には満足です。製本して満足せずにちゃんと中身も読まないとな・・・(^^;