AD00031のネジを手回し式に交換

ここのところ AD00031 のネタが続いていますが、今回も AD00031 です。

秋葉原にオペアンプなどのパーツを買いに行ったついでに AD00031 の前面パネル用のネジを買ってきました。

いろいろなサイトで不評な前面パネルのネジですが、これを手回し式に変更します。電池交換するためにドライバーが必要になるためです。

ちなみに、電池交換の際にボリュームツマミの六角ネジは緩める必要はありません。ツマミがついたまま基板を引き出せます。

ということで秋葉原の西川電子部品(西川ネジ)で買ってきました。

ローレットネジ2種割付き段付きローレットねじ2種 (綾目、平目)

こういう手で回せるようのネジをローレットねじというそうです。
ツマミの滑り止めの加工の種類により綾目(菱型模様のもの)、平目(縦線模様のもの)の2種類があり、更にドライバーで回せるようなスリットがあるものは「割付き」というそうです。また、つまみ部分とネジ部分の間に段があるものは「段付き」というそうです。

ということで、M3x6mm の綾目、平目の割付き段付きローレットネジを2つづつ買ってきました。

計4つで税込 192 円でした。安いですね。

実はローレットネジですが、これで2個目なんです。最初に10mm の割なしのローレットネジを買ったのですが、2つの失敗がありました。

1つ目は、長すぎたこと。
AD00031 にもともと付いているネジは12mm くらいあるのですが、タッピングネジということもあり、ネジ山間が広いので少ない回転数で取り付けられます。しかし、このネジはネジ山が狭いので 10mm あるといくら回しても進まなくて大変でした。

2つ目は、割なしだったこと。
ケースのかみ合わせの部分をネジ止めする関係で、AD00031 を落としたり衝撃を加えるとネジが固く締まってしまい、手では回せなくなります。なのでそういう時でもドライバーで回せる割付きにしました。まぁペンチで回ばいいんですけどね。

ということで、6mm くらいの割付きのローレットネジをおすすめします。

装着するとこんな感じになります。

ローレットねじに交換ローレットネジに交換しました

平目より綾目のほうがカッコよかったので綾目にしました。

うーん、カッコイイ!! 高級感が増した気がします (^^)

ただ見て分かるとおり、AUDIO OUT とネジの距離が近いので、プラグ部分が大きいヘッドホンだと干渉してしまうかもしれません。ご注意ください。

AD00031のホワイトノイズをやっつける(その4)

すでにこのシリーズ4回目。 また AD00031 のホワイトノイズを減らすべく試行錯誤していきます。

前回までの検証で色々と部品を変更しても自分の耳では聞き分けられないという、ガッカリな耳の持ち主だったという結果でしたが、今回は部品の変更ではなく、回路をいじってみます。

ということでこの回路です。

AD00031の回路の概要

とりあえずよくわからない電流帰還部を取っ払ってみます。上側のループの抵抗です。基板上ではR4とR6です。

取り外して聞いてみると・・・。お、ホワイトノイズ減ってる
若干は残るもののほとんど気にならないレベルまでホワイトノイズが減りました。

そうなると電流測定用の抵抗(回路図一番右の抵抗)もいらないので外してジャンパーでショートさせます。

こんな感じ。

普通の電圧アンプ化AD00031 を電圧アンプ化(笑)

5つ並んでいる抵抗の真ん中を取り外し、上部のインピーダンス調整用の抵抗を抵抗の足でショートさせています。

おー。こりゃいいや。曲間のホワイトノイズが気にならない!!

でも電流帰還をしないとこのアンプの意味が・・・。

もともと AD00031 通して聴くのと iPod touch 直で聴くのとであまり違いがわからなかったので、これでもいいのかなぁ。いや、ますます iPod 直で良くなってしまうような・・・。

それにしても電流帰還するとなぜノイズが増えるんでしょうね。そこが分かれば解決の道も見いだせそうなんですが。

正帰還してるから?? ノイズとか誤差が正帰還されて増幅されちゃうのかなぁ。

とりあえず、しばらく電圧アンプ化した AD00031 で聞いてみようと思います。

AD00031のホワイトノイズをやっつける(その3)

前回前々回に引き続き、AD00031 の部品を取っ替え引っ替えしてノイズや音質が変わるか調べてみます。

電源ラインのコンデンサを変えてみる

前回のSEPP部のコンデンサに続いて、電源ラインのコンデンサです。

AC 電源の機器なら、リップルの除去効果や、スイッチングノイズの除去効果が変わるため、コンデンサを変えると電源ノイズが減って信号のノイズが減る・・・というのは分かりますが・・・リップルやスイッチングノイズが皆無の電池ですからねぇ。

電池を変えて違いが分からなかったのに、電源コンデンサの違いがわかると思えませんが、試してみます。

電源ラインのコンデンサは左右別にすることはできないのですが、いちいちハンダ付けしていてはどんな音か忘れてしまうので、ソケット式にして交換しながら聞いてみました。

電源コンデンサも交換可能に電源コンデンサも交換可能に

さすがにソケットのままではケースに収まらないので確認が終わったら戻します。

交換したコンデンサもルビコンの Fine Gold です。

結果は・・・当然違いはわかりません

というか、コンデンサ無しとの違いすらわかりませんでした。コンデンサいらねーんじゃねーの?(ぉぃ

いやいや、さすがに電源ラインには 100uF くらいは入れておきたいので、しっかりハンダ付けしておきました。金色のやつを。
中身の違いはわかりませんが、カッコイイので。(開き直り)

結果

  • 電池駆動のためか、電源ラインのコンデンサによる音の違いは分からなかった
  • ホワイトノイズも変化なし

 

オペアンプを変えてみる

いよいよ本丸です。AD00031 はオペアンプを差し替えることができるようになっています。
オペアンプといえば、アンプの心臓部ですね。ここを変えればさすがに音は変わるでしょ。
オペアンプの高いものは 1個数千円もするものもあり、音質の変化に期待がもてます。

という事で、秋月で互換性のあるオペアンプをいくつか買ってきました。
元々付属だったオペアンプNJM4580DD (秋月で50円)含めると 5 種類になりました。

揃えたオペアンプ左からLME49860NA、LM358N、LM4562NA、MUSES8920、NJM4580DD

LM385NはHTC製やJRC製などいくつかのメーカが出しているようなのでメーカまで書いています。
オペアンプの足を痛めないように、また簡単に交換できるように8 PIN のソケットに挿して、このソケットごと基板のソケットに挿します。

早速聞き比べてみたところ・・・お、違いがありそう (^^)

一番安い LM358N はさすがに1個20円の安物だけあって、ホワイトノイズが明らかに増えました。感覚的には 2 倍くらいかな? 曲中でもノイズが分かるくらいです。こりゃダメだ。

ホワイトノイズについては他のオペアンプはほぼ同じでした。
ホワイトノイズはオペアンプから出てるのかなと思っていたので、変化がなかったのは残念でした。

音質については・・・違いわからず
えぇ。そうです。わかりませんでした。残念。

「ちょっと音の輪郭がぼやけてるかな」とか、「音像がハッキリしたヌケのいい音です」とか書きたかったんですが、さっぱり違いがわかりませんでした。

えー。そんなにおれの耳ってしょぼいの?
自分には違いが分かると無意識で信じてたんですが、全く分からないようです。

結果

  • LM358N (フェアチャイルド製) はホワイトノイズが多く、AD00031には向かない
  • 他のオペアンプはどれも違いが分からなかった

 

結論

前回前々回、今回で色々部品を変えてみた結論をまとめてみます。

  • 私の耳では抵抗、コンデンサ、オペアンプの質をあげることでの音質向上は聞き分けられない
  • オペアンプはLM358N だけはホワイトノイズが明らかに増えた
  • LM358N以外のオペアンプ差は聞き分けられない
  • インピーダンス調整用の抵抗を大きくするとホワイトノイズが減る傾向にある

結果的にホワイトノイズに効き目がありそうなのはインピーダンス調整用抵抗の変更だけでした。うーん。

で、完成した(?)、違いがわからないのに無駄にお金をかけた基板がこちら。

無駄な努力の結果
見た目はかなり高級感を増しました。いかにも良い音がしそうです。私にはわかりませんが。

次は回路をいじってみます。もうここまで来たら恐いものはないのでダメもとで。