今回は最近買った本の紹介です。
私は開発する際のエディタに主に emacs を使用しています。emacs はクセが強いため、慣れるまでは大変ですが、強力にカスタマイズできるため慣れると手放せなくなるという中毒性の高いエディタです。特に仕事柄、コードを読むことが多いのですが、emacs + gtags.el がないとコードを読む気になりません。
ただ、基本的な操作は不自由なく使えているのですが、あまりの多機能+奥深さぶりに私はほとんどの機能を使いこなせてません。多分 emacs の実力の 10% も使えていないと思います。
emacs lisp (emacs を拡張するためのマクロの言語)を分かっていないせいか、カスタマイズとかスクリプトの導入が面倒なんですよね。。。
そんな私が欲しかった本が最近発売されました。「Emacsテクニックバイブル ~作業効率をカイゼンする200の技~」という本です。
Emacs テクニックバイブル買いました
まだ途中までしか読んでいないのですが、実用的なスクリプトが多数載っていて、インストール方法や設定方法も書かれているので lisp が苦手な私でも簡単にカスタマイズできそうです。
というか、スクリプトを自動でインストールする仕組み (M-x install-elisp-from-emacswki) があることすら知りませんでした。こんなに簡単にインストールできるなんて・・・。
開発に実際に役立ちそうな物があるので1つ1つ試して行きたいと思います。
特に開発系で気になった物 (or 実際に使っているもの) は以下です。
- 13.2 summarye.el バッファのサマリを表示する
→ ファイル内の関数一覧表示は便利そう - 13.5 M-x ediff-files, 13.6 M-x ediff-merge-files
→ これはたまにお世話になってます。マージの時便利 - 13.10 M-x which-func-mode 現在の関数名を常に表示する
→ 便利そう。使ってみよう - 13.12 ipa.el ファイルに直接書き込まずにメモをする
→ コードリーディングの時に重宝しそう。メモ間でジャンプできるのもいいな。 - 13.15 gtags.el
→ これなしでは生きていけません - 13.16 fold-dwim.el 複数の折畳み・展開コマンドに統一的なインターフェースを提供する
→ hideif.el とかアウトラインモードとか使ってみたけどキーストロークが覚えきれなかった私にはピッタリかも。
うーん。emacs は奥が深いなぁ。
もっとカスタマイズして効率的に開発できるようにしたいな。 そうすれば qgmap のリリースも早くなる・・・かも? (^^;