3Dプリンタで基板のケースを作ってみました

せっかく3Dプリンタを買ったので、自分で設計したものも印刷してみました。作ったのは基板用のケースです。

基板とかキットは作っているときは裸の基板でもいいのですが、実運用を開始するとケースが欲しくなります。昔は裸で運用していても気にならなかったのですが、自分が思っている以上に無意識でもショートしないようになど気を使って扱っているようで、ケースを入れると精神的な負荷が下がるんですよね。無造作に扱える安心感を知ってから、実運用で使うようなものはケースに入れるようにしています。

今回の対象の基板は Strawberry Linux さんで販売されている USB2.0アイソレータ・モジュールキット です。

こちらの基板は細長でちょうどよいサイズのケースが無くて困っていたんです。形状的にはタカチのSW-90Sあたりが合いそうなのですが、微妙に小さくて入らない・・。

ということで 3D プリンタでオリジナルケースを作ってみました。

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3Dプリンタ Tina 2S を買いました

もう流行はかなり過ぎているのですが、Amazonのプライムセールで3Dプリンタを買いました。Entina 社の Tina 2S というモデルです。

この機種はもともと目をつけていたのですが、Amazonプライムセールで 20,370 円と大幅値下げされていたので、ポチってしまいました。買って少し遊んでみたので、使い方とその感想を書きたいと思います。

3Dプリンタ初心者なので、初心者の視点で躓いたところ、気になったところも書こうと思います。

Tina 2Sにした理由

3Dプリンタ初心者なのですが、一応初心者なりに調べて以下の条件で探しました。

  • 10cm x 10cm x 10cm くらいは印刷したい
    • 基板のケースとかを作りたい。
    • Raspberry Pi (85x56x17mm)位の基板サイズ用のケースが出力できるといいかな
  • オートレベリング機能付き
    • 毎回手動でレベリングするは面倒そう
  • ヒートベッド付き
    • 1層目の接着に差があるとのこと
  • むき出しではなくある程度カバーがあること
    • 収納時のことを考えて。箱に入れちゃえば同じですけどね
  • 可能な限り小型
    • 机や部屋が狭いので

購入した Entina Tina 2S 以外にも、有名メーカーの XYZ Printing ダヴィンチ nano も候補として検討したのですが、本体サイズが幅33x奥行き27cmと結構大きく、机に乗せるには場所を取りすぎる(Tina 2S は幅/奥行きともに21cm)のと、値段が倍近く違うことから Tina 2S にしました。

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不動産投資セミナーを受けてみました

このブログでもちょいちょい投資やお金の勉強に関するエントリを書いていますが、たまに本屋に行っては勉強になりそうな投資関係の本を探しています。そこで必ずあるのが不動産投資の本です。

気にはなっていたのですが、基本的に不動産は高額なため借金前提なことが多く、借金して資産運用とか怖いので避けていました。最近は不動産投資詐欺とかも聞くので別の意味で怖いというのもありました。

ただ、最近は結構有名なデベロッパーも不動産投資の広告を出していたり、セミナーはリモートで参加可能なので契約するまで軟禁される(笑)といった危険もないということもあり、十分に警戒した上で、どんなものか話を聞くだけ聞いてみることにしました。

結論から言うと、不動産投資・・というよりは主催者の会社の投資商品は私には合わなかったので、セミナー後の個別相談はお断りしましたが、勉強になったことがあるのでメモしておこうと思います。

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Money forward MEで資産クラス別ポートフォリオを表示するUserScriptを作りました

久々の投稿です。

Money forward MEを使っていて欲しい機能だった、資産クラス別のポートフォリオ表示をUserScriptで実現したので公開します。

オジリナルの Money forward でも、預金、株式、投資信託、債券、年金のような構成グラフは表示できるのですが、全体の資産クラスの構成を知ることができず、リバランスが必要なのかとか、外貨建てと円建ての比率を見たりとかすることができませんでした。

そこで、表から資産を取得してグラフ化するUserScriptを作ってみました。インストールしておけば特に操作不要で自動的に「資産」ページにグラフが追加されます。

前ふりが長いので、使ってみたい方はこちらへ飛んでください。

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Packt PublishingでLinuxドライバ開発の良書を見つけました

Linux driverの技術書で、とても良い本を見つけたのでご紹介します。洋書ですが・・。

ついでに私が知っている Linux kernel, driver 関係の書籍を紹介したいと思います。
もし良い書籍があったらコメントで教えていただけると嬉しいです。

まずはみつけた良書の出版社 Packt Publishing の紹介です。
Linuxの書籍を知りたい人は飛ばしてください。

Packt Publishingとの出会い

仕事で組み込み系のLinuxドライバ開発を行っているのですが、あることで困って調べていたときに見つけたのがこの出版社の本でした。

Packt Publishingとは?

2004にイギリスで設立された出版社で、IT関係に特化して技術書やビデオを販売しているようです。電子書籍だけでなくちょっと高くなりますが印刷された本も販売しています。もちろん全て英語ですが・・。

Java, JS, Python, Ruby, Go, Rust といった言語系や、React, Vue と行ったフレームワーク、AWS, azure などクラウド/サーバ関係、AI, 機械学習、Fintechのような最近のトレンドの技術など幅広く揃っています。

その中に、あまり多くはありませんが、Linux driver, Linux system の書籍もありました。

Packt Publishing には、日本の出版社では考えられないような面白い特徴があります。

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