久しぶりに資産運用の本を読んだので勉強になったことをまとめます。
今回は中桐啓貴さんの「日本一カンタンな「投資」と「お金」の本」です。
この本は Amazon Prime の会員なら無料だったので読んでみました。感想を先に書くと、個人的には結構オススメです。特に投資初心者やちょっとカジって火傷した人(私です)には良いと思いました。Prime会員で投資に興味がある方はぜひ読んでみてください。
本書は先生と教え子のやり取りの形で書かれており、本をあまり読まない私のような人でもとても読みやすかったです。
筆者の主張は長期分散投資をすれば必ずリターンがあるというもの。この点については以前別の記事に書いた水瀬ケンイチさんの「お金は寝かせて増やしなさい」と同じ主張です。本書もどちらにも有名な「ウォール街のランダム・ウォーカー」が出てくるあたりからわかるように、基本スタンスは同じようです。ランダムウォーカーは未読なのでいずれ読んでみたいと思います。
ただ、本書の目的は長期分散投資の素晴らしさを説くというよりは、「長期分散投資すれば誰でもリターンが得られるのに長期間投資し続けることが難しい」という事実に対して、「ブレない投資の軸」を作ることで投資を継続させることを目的としているようです。