qgmap の alpha6 をリリースします。ダウンロードページからダウンロードしてください。
今回の主な修正は、以下のとおりです。
- y様からご指摘のあった、ズームレベル 0 の画像が表示できないバグの修正
- tera 様からご要望があった、マーカー表示機能の実装
- Hキー or ? キーでヘルプ表示
- 緯度経度指定ジャンプで数値の前後のスペースを許容
1つ目はダウンロードページのコメント欄に y様からご指摘があったものです。(コメントに気づかず失礼しました。)
私の勘違いでズームレベル 1が最精細だと思っていた ^^; のが原因です。(お恥ずかしい・・・)
この修正でズーム0も表示できるるようになりました。
次は tera 様からご要望があった、マーカー表示機能です。 alpha 6 の目玉機能です(?)。
Shift+0~9のキーで位置を登録できますが、「M」キーを押すと、その登録した位置にマーカーを表示することができます。
縮小した図では分かりにくいですが、0〜9のマーカーが表示されています。画面外に位置するマーカーは、画面の端で方向を指し示します。上記スクリーンショットでは、1, 2, 3, 4, 5, 9 のマーカーが画面外になっています。
ちょっと分かりにくいですかね?? 見づらいとか、分かりづらいとかあればコメントください。できるだけ使いやすくしたいと思います。
マーカーをすべて表示すると、若干重たくなるのと、画面がゴチャゴチャするため、個別に表示・非表示を選べるようにしました。
「M」キーを押した後、左上にツールチップが表示されている間(3秒間)に「0」〜「9」キーを押すことで、個別にON/OFFを選べます。
やはりマーカ表示数が少ないと軽くなるようです。
ただ、上記機能のためツールチップが出ている間は「0」〜「9」の位置にジャンプできないことになります。
ツールチップが消えるまで待てない場合は、「Q」キーを押すことでツールチップが表示されていても、本来の「0」〜「9」キーの挙動に戻すことができます。(ちょっとややこしいですね ^^;)
3番目は、ヘルプ表示機能です。機能が増えてきたので、自分のために作りました
「H」キーまたは「?」キーでヘルプを表示できます。いずれかのキー押下か、画面のタップで消えます。
いずれスタイラスでもヘルプ表示できるように、「?」アイコンでも画面上に作ろうかなと思っています。
最後は、ヘボかった緯度経度パーサをちょっとだけいじりました。数値の前後や、カンマの前後にスペースが入っていても正しくパースできるはずです。
なりふり構わずに機能追加してきたので、そろそろソースを見直して 0.1 をリリースしたいなと思ってはいるんですが・・・。
たぶん次も alpha っぽい気がします
またしても素早いバージョンアップお疲れさまです。
要望を叶えて下さいまして大変感謝!
表示も綺麗で大変使い易くなりました。
とりあえず、気づいたことを二点ほど。
まず、0-9に座標を保存するときの位置合わせがちょっと難しいので中央マークが欲しいのですが…。
GM_Liteで’.’キーを押したときに出る、あれです。
これで3連続、我ながらどうかとは思うのですが、どうかご検討頂ければ幸いです。
あと、ヘルプ表示が’?’キーでなく’.’キーになっている気が…。
gmap.cppの289行目だけ条件判定がおかしい気がするので、一応ご確認下さい。
しかし、これでもう個人的には乗り換え大決定ですね。
このスクロールの軽さに慣れてしまうと、GM_Liteではもうやってられません。
これでもまだアルファが取れないのですから、次のバージョンアップも楽しみです。
ではでは!
素早いコメントありがとうございます
いつも有用なご指摘ありがとうございます。
確かに 289 行はおかしいですねぇ。何やってんだか。今度のバージョンで直しますね。
あと中央の十字ポインタですね。了解しました。
これらはすぐに対応できますので、alpha7 はすぐリリースかな?
アルファがついているのは、安定性、コードの可読性等を無視して、場当たり的にまず動作すること優先で作っているからなので、アルファ→0.1 では機能的にはあまり変わらない予定です。
ソースにもデバッグ文がたくさん入ってますし、ガチャガチャ作ってる途中のスナップショット的な意味合いでアルファを付けてます。
完全に完成してから公開となるといつになるか分からないというのもありまして (^^;
bucchiさん、はじめまして。
teraさんのgm_liteに続き、このような素晴らしいソフトを提供して頂き嬉しい限りです。
最近までZaurusは地図以外の用途で使っていましたが、gm_liteやqgmapによって地図ツールとしても使えるようになりました。
実は私もgm_liteをRuby/Qteで実現しようかと思った事もありましたが、手を付ける前にqgmapが出てきましたので、Ruby/qte化は不要になっちゃいました。もし書いたとしても速度的な不安はありました。
さて、私からも以下の要望があります。
(1) 画面外のマークの方向
サンフランシスコにマークして東京を表示した場合、マークは北西方向に示され
ました。同様に東京のマークはサンフランシスコからは東南に表示されました。
地球は球体なので間違いではないのですが、常識的にはサンフランシスコは東
京からは東、または東北に表示して欲しいと思います。
(2) マークとは別に名称付き位置登録とその参照機能
私はgm_liteの住所検索機能を利用し、良く参照する場所を例えば"自宅"と
か"会社"とかの名称付きで登録して使っており、大変便利です。
todoにある住所検索機能が追加されれば上記も可能とは思いますが、それま
での繫ぎとしてでも、位置の名称付き登録参照機能が欲しいです。
現在のマーク機能も便利なのですが、10個までの制限、どのマークが何処なの
か記憶に頼るしかない、間違えて簡単に上書きしてしまう、等の制限があります。
以上、勝手な要望ですが納得頂ける様でしたらご検討をお願いします。
qgmapがZaurusを代表する素晴らしいソフトとなる事を期待しています。
はじめまして、sugarwareさん。
qgmapをお使いいただきありがとうございます。
Ruby を使われるんですね。いろいろ評判がいいので、私も使えるようになりたいと思いつつも一度も触ったことがないのです ^^;
ご指摘・ご要望ありがとうございます。
なるほど。(1)は全く考慮していませんでした。経度の差が小さい方に向けて表示するようにします。
東か北東かについてはちょっと思う所があって、今は北東表示になる作りになっていますが、どっちが使いやすいかはわからないので、今度画面外マーカの表示方向についてブログに書くので皆さんのご意見を伺いたいです。
(2)は GM_Lite の addr?.js を自分で編集してお使いなのですね。
名称付き位置保存機能は確かにあると便利そうですね。
PC上で位置保存してそれをザウルスへ持っていければなお便利そうです。
いずれ実装しますが、ダイアログ等のUIを作るのに不慣れでして、ちょっと時間がかかりそうです。
なるべく早めに実装しますので、気長にお待ち頂ければと思います。
貴重なご意見ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
bucchiさん、sugarwareです。
名称付き位置保存とジャンプ機能ですが、ザウルスのマルチタスク機能を利用すればqgmapへは最低限の機能追加で実現できそうです。
qgmapに追加して欲しいのはgm_liteの"," キー機能に近いもので、","(他でもいいですが)キーを押すと画面中心の緯度、軽度をジャンプ機能のフォーマットでコピペ用バッファにセットする機能です。同時に画面にも表示してgm_liteに近くするのも良いと思います。
またジャンプ入力に、マーカジャンプの様にズームレベルも追加可能にするのも一案ですね。
これによって、zeditor等を裏で起動しておけば、ユーザが適当に決めた名称に、コピペバッファからペーストした位置情報を位置情報テキストファイルに以下の様に追加したり、これを参照してジャンプ機能に利用できます。
リストが大きくなってらeditorの検索機能が使えます。
—————以下、位置情報テキストファイル————
東京駅 35.681501,139.766650&z=3
センター北駅 35.553562,139.578319&z=4
グーグル本社 37.421725,237.915032&z=2
—————————————————————
シンプルで良いと思うのですが、如何でしょうか?
sugarwareさん
それはグッドアイデアですね!それであれば実装も簡単にできます。
緯度経度指定ジャンプにズームも指定可能にするっていうのもいいアイデアです。これも使わせていただきますね。
さらに発展させて、現在位置のクリップボード出力だけでなく、クリップボードから緯度経度をダイレクトに読み込んでジャンプするようにすれば、エディタと組み合わせで任意の地点に素早くジャンプできるようになりますね。
例えば、
登録時
呼び出し時
といったインターフェースなら、コピー&ペーストも直感的だし、素早くジャンプできるし便利なのではないでしょうか。
これであれば短期間で実装できます。
いかがでしょうか? とりあえず、この方向で実装したいと思います。
まずはクリップボードにアクセスする方法を調べないと・・・(^^;
Fn+C と Fn+V の組み合わせ、とっても良い感じです。
次回のリリースにはteraさんの高速化パッチも入りそうですし、とても楽しみです!!
位置情報を管理する方法として、サムさんのWZNotesが最適ではないでしょうか。
階層構造を簡単に表現できるので、gm_liteのアドレス情報を1つのファイルにまとめれば、住所検索&ジャンプが簡単に出来そうです。
またWZNotesはエディタでもありますので、新規情報の追加もすぐ出来ます。
Zaurusには素晴らしいソフト資産があるのでこんなことが簡単に実現しますね。
では、では。
アウトラインエディタと組み合わせるのですか!
確かに構造的に管理できて、この用途にピッタリですね。
この発想も私には無かったので、ただただ感心するばかりです。
いずれ qgmap の使い方をまとめたページを作る予定なので、その時は便利な使い方として、WZNotesとの組み合わせを紹介させていただきますね。
いつもためになるご意見感謝です!
ズームレベル0対応、どうもありがとうございました。マーカーもついて、ますます便利になりましたね。私としては、この機能と中央マークが付けば完璧、もう言うことはありません。
GM_Liteとの関連ですが、県毎の指定もいいと思いますが、個人的には、フリーハンドでアバウトに範囲を指定して、その範囲のズームレベル○○までDL、あるいは、その範囲のズームレベル○○から○○までの画像を削除する、ということが出来ると使い勝手がいい気がします。技術的に可能かどうかは全く分からないのですが。。
次回の更新を楽しみにしています。
y 様ありがとうございます。
コメントが改行されずレイアウトが崩れていたので、そこだけこちらで修正させていただきました。
中央マークはもう対応できているので、近日中に公開しますね。
フリーハンドは私も考えたんですが、なかなかいいユーザインターフェースが思いつかないんですよね・・・。
表示しているズームレベル以外でも、どの地図をいま持っているかも表示された方がいいですし。
地図取得時はまだDLしていない地図も見ながら指定したいので、PCでできた方が便利ですよね。地図の削除も含めて。
うーん。PCでやるにしても、JavaScriptではファイル読み書きできないとか限界があるので、GM_Liteでやるのも厳しいでしょうし。
Windowsのネイティブアプリは作ったことないし・・・。^^;
地図取得が大変というか、初心者にとっても敷居を高くしてしまっているのは確かなので、広く使ってもらうには地図取得を支援する機能は必須だと思っていますので、もうちょっと考えてみます。
ご意見ありがとうございました。