SL-C760 でシャープ社製 GW-CF11X ドライバをインストール/アンインストールして、ファイルの変化を調べてみました。
すると、アンインストール後に /opt/QtPalmtop/plugins/network/libwlan.so.1.2.0 が消されてしまうことが分かりました。
このファイルはドライバを入れる前から存在しているファイル （元は rom へのシンボリックリンク） なのですが、シャープ製ドライバを入れることでバージョンアップ (?) されます。
このバージョンアップにより SL-C760 でも GW-CF54G が使えるようになるものと思われます。
この libwlan.so.1.2.0 が消えてしまうと、GW-CF54G ドライバだけでなく、おそらく prism 系のものも含め一切の無線LAN接続ができなくなるのではないかと思います。
hake 様のご報告に「タスクバーにネットアイコンが表示されない」と書かれていたのはこのためのようです。
ということは、ドライバインストール時にこのファイル（もしくはリンク）が無い時はシンボリックリンクを作るようにすれば、問題に対応できるかもしれないです。
もしくは、SL-C760 同様 GW-CF11X ドライバを必ずインストールするようにすればいいのかも。
この方向で修正してみようと思います。
こんにちわhakeです。
仰るとおりlibwlan.so.1.2.0が存在しませんでした。romへのリンクを作ったところGW-CF54G ドライバのみで通信ができるようになりました。
取り急ぎご報告まで。
hake 様、朝から検証頂き、ありがとうございました！
ひとまず、この方法で1つは問題が解決しそうなことが分かったので、この対応を入れたドライバを近いうちにリリースしますね。
ありがとうございました！
bucchi さん、こんにちは。ブースカです。
シャープ社製 GW-CF11X ドライバ（wlan-prism3_1.0.0-B_arm.ipk）インストール時の不具合について、私も気になったので調べてみました。
その結果、工場出荷時に元々存在し、wlan-prism3_1.0.0-B_arm.ipk のインストール時に上書きされ、アンインストール時に postrm スクリプトにより復旧されないファイルとして、bucchi さんが指摘されている libwlan.so.1.2.0 以外に /etc/wlan/shared も復旧されないようですのでお知らせしておきます。
【アンインストール時に postrm スクリプトにより復旧されないファイル】
-rw-r–r– 1 root root 3062 May 20 2002 /etc/wlan/shared
lrwxrwxrwx 1 root root 51 Jan 1 1970 /opt/QtPalmtop/plugins/network/libwlan.so.1.2.0 -> /usr/QtPalmtop.rom/plugins/network/libwlan.so.1.2.0
なお、調査結果の詳細は下記の URL のテキストファイルをご参照ください。
http://fsasaki.sakura.ne.jp/text/GW-CF54G_driver_test/Result_of_the_survey_of_trouble_of_wlan-prism3_1_0_0-B_arm_ipk.txt
↑何かタイトルがおかしいですね、「新しいコメントの追加」からリンクしたのですが、申し訳けありません。
件名を入れない場合は、本文の先頭から適当な長さを件名にするようですね。
海外製 CMS なので、日本語的に正しい区切り方ができていないのだと思います。
ちょっと区切り方がイマイチなので、直さないとですね。
ドライバもそうですが、このホームページも色々と発展途上なので (^^;
毎度毎度詳細なレポート恐れ入ります・・・m(_ _)m
確かに shared ファイルも消されてしまうようですね。
私もインストールされるファイルの ls -l の結果を diff で比較していたのですが、見落としていたようです (^^;
リンク先のテキストファイルのように、wlan-prism3 ドライバを修正するのが正攻法ですね。
ただ、修正したパッケージをここで配布するのはライセンス上問題ありそうですし、シャープさんが直すことは期待できないので、GW-CF54G ドライバの preinst スクリプトでフォローするようにしようと思います。
ご指摘ありがとうございました！