ジャンクの Bluetooth CF カードを買ってみました

HardOffでジャンクを物色していたら、ジャンクのカゴに無造作に入れられていたCFタイプのbluetoothカードを発見‼

ジャンクでみつけた Bluetooth CF カード
ジャンクでみつけた Bluetooth CF カード

brain boxes という聞いた事ないメーカーでしたが 500円 だったのでダメモトで買ってみました。型番は BL-631 という物らしいです。

Bluetooth CF カードというと、有名なSocket製のカードだと1万円くらいしますし、そもそももうオークションでもなかなか出回ってない超レアモノです。

早速家に帰って試してみました。

ザウルスで試す前にLinuxのノートPCに挿してみたところ・・・・・

あっさりシリアルカードとして認識!!!

おぉぉぉぉ!

Bluetooth はシリアルとして認識されることが多いため、もうこのあたりでちょっと興奮気味に。使えるかも? 使えるかも???

デバイスファイルの /dev/ttyS? もちゃんと作られたので、hciattach、hcitool scan を実行したところ、ちゃんとデバイスの検索ができるじゃないですか‼ M-241 もちゃんと認識できました。

ちょっと鳥肌が立ってしまいました。500円でBlueTootuカードが手に入ってしまうとは。

その後、blueZ を入れたザウルスでもちゃんと使うことができました。

C1000に挿してみました
C1000に挿してみました

ちょっとでっぱりが大きいですが、値段を考えれば文句は言えませんね。

これで3桁機やバックパックを付けたSL-A300でもGPSが使えます。

500円で Bluetooth CF カードが手に入るなんて、本当ラッキーでした。

HTC Desire (X06HTII) 買いました

新しい Desire (X06HTII) を予約開始日の 8/3 に予約していたのですが、先週ショップから連絡が来たので、先週末機種変更に行ってきました。発売日に手に入れることができました。

Desire 買いました
Desire 買いました

ばっちりケースも液晶保護シートも買いました。

最近 iPod touch といい、Desire といい、新しいガジェットを買いすぎですね。

で、2日ほど使った感想は・・・使いにくいですね (^^;

スマートフォンだからか、基本機能である電話が非常に使いにくい。私の場合、Desire はサブ携帯ではなくメインなので通話も非常に重要な機能なのですが、標準の「連絡先」アプリ(電話帳)が電話帳の役を果たしてません。

一番ビックリしたのは名前のソート順がふりがなではなく、キャラクタコード(漢字コード)順であること。この時点で100件近い名前から目的の人を見つけるのは不可能です。いちいち名前検索をしないといけないのは、ストレス溜まります。

ただ、Android のすごいところは、電話帳といった基本機能も Android Market からダウンロードしたアプリで差し替えられるところです。これはすごいと思いました。気合入れれば自分でほとんどの機能を作れるというのもエンジニア心をくすぐります。

上記の問題も「Jブック2」という電話帳アプリを入れることで、6割方解決しました。もっと自分に合った電話帳アプリを探してみようと思います。

それにしても、そんなユーザアプリをいれないと基本機能すら事実上使えないというのはメーカー(キャリア?)の怠慢じゃなでしょうかね。ソフトバンクが iPhone は全面的に押してるのに Desire は全然触れないのは、マニアじゃない一般の人にはおすすめできないからかもしれません。

2010/11/28 追記:

上記の電話帳の件ですが、10/8 にリリースされた Android 2.2 Froyo へのアップデートで修正されています。

現在ではふりがな順でソートされ、相手を探すのも容易になっています。

SDHC ドライバ for SL-6000

SL-6000のユーザさん、お待たせしました。SL-6000 用の SDHC ドライバが完成しました。→ダウンロードページ

SL-6000でも32GB SDHC認識!!
SL-6000でも32GB SDHC認識!!

以下の手持ちのSDカードで確認しています。

  • ハギワラシスコム SD-M512 (SD 512MB)
  • GREEN HOUSE GH-SDCM1GC (miniSD 1GB)
  • Transcend TS4GSD133 (SD 4GB)
  • PCI PL-SDHC08G (SDHC 8GB)
  • Team TG032G0SD26A (SDHC 32GB)

SL-6000の SD ドライバのカードを読み書きする処理は、3桁機のSDドライバとほぼ同じでした。なので、3桁機用のバイナリパッチを関数のオフセットに合わせて変更するだけで問題なく仕えるようになってしまいました。

そんな感じで、一通り動作確認はしましたが、今回はSDドライバを深く追いかけていないので、もしかしたら隠れた問題があるかもしれません。自己責任でご使用ください。

 

また、qinstall-fix も SL-6000 に対応しようとしていたのですが、SL-6000のROMバージョンてみなさんいくつのを使用していますか?

私が借りてきた SL-6000 は ROM 0.76JP という物なのですが、ググると 1.11JP が最新ぽいですよね。

1.11JPへのアップデートを探してみたんですが見つけられず・・・1.11JP 用のカーネルソースは見つかったんですが、肝心のROMアップデートのイメージが見つけられませんでした。

アップデートイメージの場所などをご存知の方は教えていただけるとありがたいです。

ちなみに、0.76JP での qinstall.so の MD5sum は以下のとおりです。

# md5sum /opt/QtPalmtop/binlib/qinstall.so 
1db173a57facb468270cae6f946c751c  /opt/QtPalmtop/binlib/qinstall.so

他のバージョンでも同じならいいのですが・・。

SL-6000借りました

SL-6000 シリーズにも SDHC ドライバが欲しいとのコメントを頂きまして、本格的に調査しようと思っていたのですが、私は実機を持っていないのです。試しにオークションを覗いてみたら1万円もするんですね。私にはちょっと気軽に買えません。

そこで会社の人に聞いてみたところ、SL-6000 を持っている人がいたのでを借りてきました。

SL-6000 借りました
SL-6000 借りました

結構大きいし厚みがありますね。

どれくらいの大きさなのか SL-A300, SL-C1000 と比べてみました。

大きさの比較 (左から SL-6000, SL-C1000, SL-A300)
大きさの比較 (左から SL-6000, SL-C1000, SL-A300)

スライド式のハードウェアキーボードがあるため縦に長いですが、横幅は SL-C1000 より少し小さいようです。

高さの比較 (左 SL-6000, 右上 SL-A300, 右下 SL-C1000)
高さの比較 (左 SL-6000, 右上 SL-A300, 右下 SL-C1000)

厚みは SL-C1000 より薄く、SL-C1000 の画面を開いた時+α 位のようです。

LCDが反射型液晶なので外での視認性は抜群ですね。qgmap には向いてるかもしれません。

SL-6000の画面とハードウェアキーボード
SL-6000の画面とハードウェアキーボード

反射型液晶って昔の携帯みたいにあまり発色がよくないイメージがあったんですが、SL-6000は綺麗だったので驚きました。 カラーの反射型液晶ってあまり見かけないだけで結構綺麗なんですね。

早速SDドライバまわりを確認してみましたが、3桁機と同じパスにありました。3桁機と同じ PXA255 なのでカーネルも同じなのでしょう。

ただ、気になったのはドライバのサイズが結構違うこと。各機種の sharp_mmcsd.o のサイズは以下のようになっています。

  • SL-A300(PXA210) 47,879 Byte
  • SL-C700(PXA250) 40,657 Byte
  • SL-CXX0(PXA255) 40,222 Byte
  • SL-6000(PXA255) 49,629 Byte
  • SL-CXX00(PXA270) 67,530 Byte

SL-A300 は限定的ながら SDIO の処理が入っている(PHSカードのみ使用可能)ため大きいのと、4桁機は PXA255 と PXA270 でSDコントローラが違っているため大きくなっているとして、SL-6000は同じ PXA255 のSL-CXX0 より結構サイズが増えています。

作りが変わったりしていなければいいのですが・・・。

qgmap-0.2.4 リリース

qgmap の 0.2.4 をリリースします。 →ダウンロードページ

0.2.3 からの変更点は以下のとおりです。

  • メモリ使用量の削減
  • ズーム In/Out で位置がずれないようにした
  • POI検索でキーワード指定をしない時は全てを表示
  • POI検索で検索対象指定が効いていなかったバグを修正
  • POI検索時、件数が200件以上だった場合は最寄りの200件程度を表示 (周辺検索)
  • POI検索中にプログレス表示を追加
  • POI検索ダイアログでフォーカスの移動に上下キーを使えるようにした
  • ’S’ キーでPOI検索を起動
  • SL-A300で、センターキーとOKキーに Zoom In/Out を割り当て

今回の修正は sugarware さんのご意見による改善が多いです。ご意見ありがとうございました。

POI 検索ダイアログでの挙動が結構変わっているので、改めて使い方を説明したいと思います。

POI検索ダイアログ
POI検索ダイアログ

まず、検索するには「検索:」のところにキーワードを入れて「検索」ボタンか、OKキーを押します。キーワードを入れなかった場合は、全てを表示します。

「検索:」の入力欄にフォーカスがある状態で↓/↑キーを押すと、フォーカスを「対象:」/「検索結果」に移動することができます。

「対象:」 では検索する対象を選びます。チェックマークをタップするか、SPACEキー、SL-A300ならセンターキーでチェックをトグルすることができます。ここでOKキーを押しても検索することが可能です。

検索対象が複数ある場合は上下キーで対象を選びますが、一番上の項目を選んでる状態でさらに上を押すと「検索:」の入力欄にフォーカスが移動します。逆に、一番下の項目でさらに下キーを押すと検索結果にフォーカスが移動します。

検索結果も「対象:」のリストと同様、一番上の項目で上キーを押したり、一番下の項目で下キーを押すことで、それぞれ「対象:」、「検索:」 にフォーカスを移動できます。

検索結果を選んでOKキーを押すと、そのPOIの場所へジャンプします。

フォーカスが当たっている部分毎に動作をまとめると以下の様になります。

「検索:」の入力欄にフォーカス

OKキー … 検索を実行
上キー … 検索結果へフォーカスを移動
下キー … 「対象:」リストへフォーカスを移動

「対象:」のリストにフォーカス

OKキー … 検索を実行
スペースキー … チェックをトグル   (SL-A300ではセンターキーも)
上キー … リストの選択の移動。一番上の項目では「検索:」の入力欄へフォーカスを移動
下キー … リストの選択の移動。一番下の項目では「検索結果」リストへフォーカスを移動

「検索結果」のリストにフォーカス

OKキー … 選択しているPOIの位置へジャンプ
上キー … リストの選択の移動。一番上の項目では「対象:」リストへフォーカスを移動
下キー … リストの選択の移動。一番下の項目では「検索:」の入力欄へフォーカスを移動

文章にすると分かりにくいかもしれませんが、使ってみると直感的なフォーカス移動ですぐ馴染めると思います。

 

また、0.2.3 では 1000 件を越える検索はエラーとして検索できませんでしたが、0.2.4 からは地図の中心から近い順に 200 件程度を表示するようになっています。 1000件では表示するまでに待つ時間が長いので 200 件に縮小しました。さらに、待ち時間を紛らすためにプログレス表示も実装しました。

検索数が多い時の警告表示
検索結果が多い時の警告表示

これで最寄り検索ができるようになりました。POIデータとしては全国区のデータを入れておいて、近くのPOIだけ調べるということが可能になりました。

 

あと大きな変更は、キー割り当ての変更です。

POI検索はキーに割り当てられていなかったのですが、’S’キーに割り当てました。

また、SL-A300 では、センターキーと OK キーで Zoom In/Out ができるようになりました。 これで SL-A300 では地図の閲覧だけなら物理キーだけでできるようになり、使い勝手がよくなったと思います。