Holux m-241 vs Desire GPS対決!!

最近 GPS ロガーを持って出歩いて OpenStreetMap に地図を書くのが地味に趣味になってます。

今までは Holux m-241 でログを取っては地図を書いていたのですが、Desire にも GPS が搭載されていて、アプリをインストールすればログも取れるらしいので、ロガー専用機の Holux m-241 と精度の比較を行ってみました。

Desireにインストールしたアプリは無料の「My Tracks」を使いました。
リンク貼るために検索して知ったんですが、OpenSource なんですね。

横浜駅から適当に歩いて調べてみました。 条件がなるべく近くなるよう、どちらも肩掛け鞄の中に入れました。

横浜から少し歩いたところ
横浜駅から少し歩いたところ(赤:実際のルート 緑:Desire 青:m-241)

右のあたりはまだビルやマンションが多く、空が開けてない路地が多かったので GPS にはちょっと厳しい環境でしたが、Desire は結構頑張ってました。m-241 はちょっとフラフラしちゃってます。

 

天王町駅付近
天王町駅付近 (赤:実際のルート 緑:Desire 青:m-241)

別の地点です。この辺は住宅地や商店街といった感じのところで、2階建てくらいの高さの建物が道の両脇に並んでいる感じの所です。

どっちもどっちな所もありますが、どちらかというと Desire の方が誤差が少ないみたいです。

まとめると、全体的に Desire の方が誤差が少ないですね。これはちょっと意外&ショックでした。 いくら m-241 に比べて新しい機器とはいえ、それなりの値段をする専用機が負けるとは・・・。

電池の持ちとかを考えると、旅行などのログは m-241 の方がいいですが、OpenStreetMap のマッピングのために近所を歩き回るような短時間でできるだけ精度を上げたい用途なら Desire の方がいいですね。

横浜駅前辺りのある程度の高さの建物に囲まれた状況では m-241 はかなりログが暴れて地図を書くのは困難なので、精度が高い GPS ロガーが手に入ったと思えばラッキーなんですけどね。

でもなんとなく悔しくて精度が高いと噂の Transystem 747Pro が無性に欲しくなってしまいました・・・が、最近物欲旺盛すぎて金欠なので買えません・・・。

ジャンクの Bluetooth CF カードを買ってみました

HardOffでジャンクを物色していたら、ジャンクのカゴに無造作に入れられていたCFタイプのbluetoothカードを発見‼

ジャンクでみつけた Bluetooth CF カード
ジャンクでみつけた Bluetooth CF カード

brain boxes という聞いた事ないメーカーでしたが 500円 だったのでダメモトで買ってみました。型番は BL-631 という物らしいです。

Bluetooth CF カードというと、有名なSocket製のカードだと1万円くらいしますし、そもそももうオークションでもなかなか出回ってない超レアモノです。

早速家に帰って試してみました。

ザウルスで試す前にLinuxのノートPCに挿してみたところ・・・・・

あっさりシリアルカードとして認識!!!

おぉぉぉぉ!

Bluetooth はシリアルとして認識されることが多いため、もうこのあたりでちょっと興奮気味に。使えるかも? 使えるかも???

デバイスファイルの /dev/ttyS? もちゃんと作られたので、hciattach、hcitool scan を実行したところ、ちゃんとデバイスの検索ができるじゃないですか‼ M-241 もちゃんと認識できました。

ちょっと鳥肌が立ってしまいました。500円でBlueTootuカードが手に入ってしまうとは。

その後、blueZ を入れたザウルスでもちゃんと使うことができました。

C1000に挿してみました
C1000に挿してみました

ちょっとでっぱりが大きいですが、値段を考えれば文句は言えませんね。

これで3桁機やバックパックを付けたSL-A300でもGPSが使えます。

500円で Bluetooth CF カードが手に入るなんて、本当ラッキーでした。

HTC Desire (X06HTII) 買いました

新しい Desire (X06HTII) を予約開始日の 8/3 に予約していたのですが、先週ショップから連絡が来たので、先週末機種変更に行ってきました。発売日に手に入れることができました。

Desire 買いました
Desire 買いました

ばっちりケースも液晶保護シートも買いました。

最近 iPod touch といい、Desire といい、新しいガジェットを買いすぎですね。

で、2日ほど使った感想は・・・使いにくいですね (^^;

スマートフォンだからか、基本機能である電話が非常に使いにくい。私の場合、Desire はサブ携帯ではなくメインなので通話も非常に重要な機能なのですが、標準の「連絡先」アプリ(電話帳)が電話帳の役を果たしてません。

一番ビックリしたのは名前のソート順がふりがなではなく、キャラクタコード(漢字コード)順であること。この時点で100件近い名前から目的の人を見つけるのは不可能です。いちいち名前検索をしないといけないのは、ストレス溜まります。

ただ、Android のすごいところは、電話帳といった基本機能も Android Market からダウンロードしたアプリで差し替えられるところです。これはすごいと思いました。気合入れれば自分でほとんどの機能を作れるというのもエンジニア心をくすぐります。

上記の問題も「Jブック2」という電話帳アプリを入れることで、6割方解決しました。もっと自分に合った電話帳アプリを探してみようと思います。

それにしても、そんなユーザアプリをいれないと基本機能すら事実上使えないというのはメーカー(キャリア?)の怠慢じゃなでしょうかね。ソフトバンクが iPhone は全面的に押してるのに Desire は全然触れないのは、マニアじゃない一般の人にはおすすめできないからかもしれません。

2010/11/28 追記:

上記の電話帳の件ですが、10/8 にリリースされた Android 2.2 Froyo へのアップデートで修正されています。

現在ではふりがな順でソートされ、相手を探すのも容易になっています。

SDHC ドライバ for SL-6000

SL-6000のユーザさん、お待たせしました。SL-6000 用の SDHC ドライバが完成しました。→ダウンロードページ

SL-6000でも32GB SDHC認識!!
SL-6000でも32GB SDHC認識!!

以下の手持ちのSDカードで確認しています。

  • ハギワラシスコム SD-M512 (SD 512MB)
  • GREEN HOUSE GH-SDCM1GC (miniSD 1GB)
  • Transcend TS4GSD133 (SD 4GB)
  • PCI PL-SDHC08G (SDHC 8GB)
  • Team TG032G0SD26A (SDHC 32GB)

SL-6000の SD ドライバのカードを読み書きする処理は、3桁機のSDドライバとほぼ同じでした。なので、3桁機用のバイナリパッチを関数のオフセットに合わせて変更するだけで問題なく仕えるようになってしまいました。

そんな感じで、一通り動作確認はしましたが、今回はSDドライバを深く追いかけていないので、もしかしたら隠れた問題があるかもしれません。自己責任でご使用ください。

 

また、qinstall-fix も SL-6000 に対応しようとしていたのですが、SL-6000のROMバージョンてみなさんいくつのを使用していますか?

私が借りてきた SL-6000 は ROM 0.76JP という物なのですが、ググると 1.11JP が最新ぽいですよね。

1.11JPへのアップデートを探してみたんですが見つけられず・・・1.11JP 用のカーネルソースは見つかったんですが、肝心のROMアップデートのイメージが見つけられませんでした。

アップデートイメージの場所などをご存知の方は教えていただけるとありがたいです。

ちなみに、0.76JP での qinstall.so の MD5sum は以下のとおりです。

# md5sum /opt/QtPalmtop/binlib/qinstall.so 
1db173a57facb468270cae6f946c751c  /opt/QtPalmtop/binlib/qinstall.so

他のバージョンでも同じならいいのですが・・。

SL-6000借りました

SL-6000 シリーズにも SDHC ドライバが欲しいとのコメントを頂きまして、本格的に調査しようと思っていたのですが、私は実機を持っていないのです。試しにオークションを覗いてみたら1万円もするんですね。私にはちょっと気軽に買えません。

そこで会社の人に聞いてみたところ、SL-6000 を持っている人がいたのでを借りてきました。

SL-6000 借りました
SL-6000 借りました

結構大きいし厚みがありますね。

どれくらいの大きさなのか SL-A300, SL-C1000 と比べてみました。

大きさの比較 (左から SL-6000, SL-C1000, SL-A300)
大きさの比較 (左から SL-6000, SL-C1000, SL-A300)

スライド式のハードウェアキーボードがあるため縦に長いですが、横幅は SL-C1000 より少し小さいようです。

高さの比較 (左 SL-6000, 右上 SL-A300, 右下 SL-C1000)
高さの比較 (左 SL-6000, 右上 SL-A300, 右下 SL-C1000)

厚みは SL-C1000 より薄く、SL-C1000 の画面を開いた時+α 位のようです。

LCDが反射型液晶なので外での視認性は抜群ですね。qgmap には向いてるかもしれません。

SL-6000の画面とハードウェアキーボード
SL-6000の画面とハードウェアキーボード

反射型液晶って昔の携帯みたいにあまり発色がよくないイメージがあったんですが、SL-6000は綺麗だったので驚きました。 カラーの反射型液晶ってあまり見かけないだけで結構綺麗なんですね。

早速SDドライバまわりを確認してみましたが、3桁機と同じパスにありました。3桁機と同じ PXA255 なのでカーネルも同じなのでしょう。

ただ、気になったのはドライバのサイズが結構違うこと。各機種の sharp_mmcsd.o のサイズは以下のようになっています。

  • SL-A300(PXA210) 47,879 Byte
  • SL-C700(PXA250) 40,657 Byte
  • SL-CXX0(PXA255) 40,222 Byte
  • SL-6000(PXA255) 49,629 Byte
  • SL-CXX00(PXA270) 67,530 Byte

SL-A300 は限定的ながら SDIO の処理が入っている(PHSカードのみ使用可能)ため大きいのと、4桁機は PXA255 と PXA270 でSDコントローラが違っているため大きくなっているとして、SL-6000は同じ PXA255 のSL-CXX0 より結構サイズが増えています。

作りが変わったりしていなければいいのですが・・・。