radiko player-0.2.1 リリース

radiko player 0.2.1 をリリースします。

kanon さん、ブースカさんから報告を受けてバグを直しました。 バグバグな radiko player を出してしまってすいません(^^;

凡ミスでNHK第一しか聴けなかったんですが、NHK第二、NHK-FMも聞けることを確認しました。

kanon さんからGUIが不安定というか挙動不審との報告があったので、思いついたところを直してみましたが、直ってるかどうか・・。 

あと、radiko-chlist.txtのリンクも切れていてミスばっかりだったのですが、懲りずに試して報告いただけると助かります。

radiko-chlist.txt の説明を書いていなかったのでちょっとだけ説明を。ファイルの中身は以下のようになっています。

NHK第一,/opt/QtPalmtop/share/radiko/nhk1.sh
NHK第二,/opt/QtPalmtop/share/radiko/nhk2.sh
NHK-FM,/opt/QtPalmtop/share/radiko/nhk-fm.sh

ただ単にcsv形式で局名とコマンドを列挙しているだけです。

なので、再生するスクリプトやコマンドなりが作れれば簡単に局を追加することが可能です。

いろんな海外のネットラジオなども聞けるかもしれないですね。 

例えば、マイケルジャクソンの曲が聞けるここを聴くなら阿川さんのmplayerを入れて radiko-chlist.txt に

Michael Jackson,mplayer http://server-usa4.radioseninternetuy.com:9526

を追加すれば聴けるようになります。

radiko player-0.2.0 リリース

radiko playerの新版をリリースします。

・・・といっても radiko は聴けません (汗

面倒なので名前は変えていませんが、NHKの「らじる★らじる」 の3局(NHK第一、NHK第二、NHK-FM)を聴くことができます。

今回の GUI では、局と実行コマンドの対応リストを外部ファイル /home/zaurus/Settings/radiko-chlist.txt から読むようにしました。そのため、自由に局の追加をすることができます。 

阿川さんの mplayer をインストールして、このradiko-chlist.txtで上書きすることで「サイマルラジオ」の 83 局も聴くことができます。全部は試していないので聴けないものもあるかもしれませんが。 

radiko player-0.2.0 
サイマルラジオ用のリストに差し替えた画面

GUIは相変わらず手抜きのままです ^^; 

本当は、サイマルラジオもデフォルトで聞けるようにしたかったんですが、普通に mplayer をビルドすると WMAv2 のデコードが重くて聴けなかったので、阿川さんの mplayer の力を借りてしまいました。

局リストを設定ファイルに追い出したので、再生するコマンド or スクリプトを用意出来れば何でも聴けます。要するに完全にランチャーなんですね。GUI はコマンドを実行するだけ。実際の再生はすべて外部コマンドまかせです。

# radikoだって・・・。 

久しぶりに zaurus を触ったので色々忘れてました・・・。スクリーンショットのとり方とか、qpe-embeddedkonsole で複数 shell の開き方とかペーストの仕方とか・・・。 

zaurus 用 radiko player 完成!

お待たせしました。radiko player のフロントエンドができました。→ダウンロードページ

といってもかなり簡易的でとりあえず動くレベルです。いつものことながら少しずつ改良しようと思います。

インストールすると、 以下のようなアイコンが追加されます。


radiko player のアイコン

今風に iPhone 風アイコンにしてみました (^^;

アイコンの見た目とは違い、アプリ画面は寂しすぎるくらいシンプルです。


radiko player アプリ画面

コンボボックスでチャンネルを選択し、「Play」ボタンを押すと再生するという、迷いようのない、こだわり抜いたシンプルなインターフェースが特徴です。(ウソですあっかんべー)

再生させてみると分かりますが、mplayer のバッファリングに結構時間がかかるので、「play」を押してから実際に音が出るのは7~8秒くらいかかります。

押してからちょっと不安になるころに鳴り始めますので、心にゆとりを持ってご利用ください。

rtmpdump は結構早い段階でデータを出しはじめるようですが、mplayer がある程度バッファリングするまで再生を開始しないようです。mplayer の初期バッファリングサイズを調整できないか調べてみようと思います。

また、今回リリースした radiko フロントエンドですが、今は放送局IDなどはハードコーディングしてしまっているので、今後 radiko の仕様が変わったときのために、rtmpdump の引数や放送局IDは設定変更できるようにしよう思ってます。 

 

前回のブログのコメントで kanon さんとブースカさんから動作報告を頂き、SL-C700/860/1000/3200 の動作実績ができました。ありがとうこざいました。

さらにブースカさんが mplayer の性能評価を行ってくださいまして、その結果、SL-C700 の normal kernel でも十分実用できるレベルで動作することが分かりました。

これらの結果から、おそらく SL-C シリーズであれば(たぶん SL-6000も)どの機種でも Normal kernel / special kernel 問わず、実用レベルで使用可能と思います。

興味本位で始めた radiko 対応ですが、興味が薄れる前にある程度形になってよかったです (^^;

もう少し作業はありますが、こういう短い単発ネタで一気に作るのは面白いですね。
飽きっぽい正確なので、こういうスタイルの方が性に合ってるのかもしれません (^^;

SDHC ドライバ for SL-6000

SL-6000のユーザさん、お待たせしました。SL-6000 用の SDHC ドライバが完成しました。→ダウンロードページ

SL-6000でも32GB SDHC認識!!
SL-6000でも32GB SDHC認識!!

以下の手持ちのSDカードで確認しています。

  • ハギワラシスコム SD-M512 (SD 512MB)
  • GREEN HOUSE GH-SDCM1GC (miniSD 1GB)
  • Transcend TS4GSD133 (SD 4GB)
  • PCI PL-SDHC08G (SDHC 8GB)
  • Team TG032G0SD26A (SDHC 32GB)

SL-6000の SD ドライバのカードを読み書きする処理は、3桁機のSDドライバとほぼ同じでした。なので、3桁機用のバイナリパッチを関数のオフセットに合わせて変更するだけで問題なく仕えるようになってしまいました。

そんな感じで、一通り動作確認はしましたが、今回はSDドライバを深く追いかけていないので、もしかしたら隠れた問題があるかもしれません。自己責任でご使用ください。

 

また、qinstall-fix も SL-6000 に対応しようとしていたのですが、SL-6000のROMバージョンてみなさんいくつのを使用していますか?

私が借りてきた SL-6000 は ROM 0.76JP という物なのですが、ググると 1.11JP が最新ぽいですよね。

1.11JPへのアップデートを探してみたんですが見つけられず・・・1.11JP 用のカーネルソースは見つかったんですが、肝心のROMアップデートのイメージが見つけられませんでした。

アップデートイメージの場所などをご存知の方は教えていただけるとありがたいです。

ちなみに、0.76JP での qinstall.so の MD5sum は以下のとおりです。

# md5sum /opt/QtPalmtop/binlib/qinstall.so 
1db173a57facb468270cae6f946c751c  /opt/QtPalmtop/binlib/qinstall.so

他のバージョンでも同じならいいのですが・・。

qgmap-0.2.4 リリース

qgmap の 0.2.4 をリリースします。 →ダウンロードページ

0.2.3 からの変更点は以下のとおりです。

  • メモリ使用量の削減
  • ズーム In/Out で位置がずれないようにした
  • POI検索でキーワード指定をしない時は全てを表示
  • POI検索で検索対象指定が効いていなかったバグを修正
  • POI検索時、件数が200件以上だった場合は最寄りの200件程度を表示 (周辺検索)
  • POI検索中にプログレス表示を追加
  • POI検索ダイアログでフォーカスの移動に上下キーを使えるようにした
  • ’S’ キーでPOI検索を起動
  • SL-A300で、センターキーとOKキーに Zoom In/Out を割り当て

今回の修正は sugarware さんのご意見による改善が多いです。ご意見ありがとうございました。

POI 検索ダイアログでの挙動が結構変わっているので、改めて使い方を説明したいと思います。

POI検索ダイアログ
POI検索ダイアログ

まず、検索するには「検索:」のところにキーワードを入れて「検索」ボタンか、OKキーを押します。キーワードを入れなかった場合は、全てを表示します。

「検索:」の入力欄にフォーカスがある状態で↓/↑キーを押すと、フォーカスを「対象:」/「検索結果」に移動することができます。

「対象:」 では検索する対象を選びます。チェックマークをタップするか、SPACEキー、SL-A300ならセンターキーでチェックをトグルすることができます。ここでOKキーを押しても検索することが可能です。

検索対象が複数ある場合は上下キーで対象を選びますが、一番上の項目を選んでる状態でさらに上を押すと「検索:」の入力欄にフォーカスが移動します。逆に、一番下の項目でさらに下キーを押すと検索結果にフォーカスが移動します。

検索結果も「対象:」のリストと同様、一番上の項目で上キーを押したり、一番下の項目で下キーを押すことで、それぞれ「対象:」、「検索:」 にフォーカスを移動できます。

検索結果を選んでOKキーを押すと、そのPOIの場所へジャンプします。

フォーカスが当たっている部分毎に動作をまとめると以下の様になります。

「検索:」の入力欄にフォーカス

OKキー … 検索を実行
上キー … 検索結果へフォーカスを移動
下キー … 「対象:」リストへフォーカスを移動

「対象:」のリストにフォーカス

OKキー … 検索を実行
スペースキー … チェックをトグル   (SL-A300ではセンターキーも)
上キー … リストの選択の移動。一番上の項目では「検索:」の入力欄へフォーカスを移動
下キー … リストの選択の移動。一番下の項目では「検索結果」リストへフォーカスを移動

「検索結果」のリストにフォーカス

OKキー … 選択しているPOIの位置へジャンプ
上キー … リストの選択の移動。一番上の項目では「対象:」リストへフォーカスを移動
下キー … リストの選択の移動。一番下の項目では「検索:」の入力欄へフォーカスを移動

文章にすると分かりにくいかもしれませんが、使ってみると直感的なフォーカス移動ですぐ馴染めると思います。

 

また、0.2.3 では 1000 件を越える検索はエラーとして検索できませんでしたが、0.2.4 からは地図の中心から近い順に 200 件程度を表示するようになっています。 1000件では表示するまでに待つ時間が長いので 200 件に縮小しました。さらに、待ち時間を紛らすためにプログレス表示も実装しました。

検索数が多い時の警告表示
検索結果が多い時の警告表示

これで最寄り検索ができるようになりました。POIデータとしては全国区のデータを入れておいて、近くのPOIだけ調べるということが可能になりました。

 

あと大きな変更は、キー割り当ての変更です。

POI検索はキーに割り当てられていなかったのですが、’S’キーに割り当てました。

また、SL-A300 では、センターキーと OK キーで Zoom In/Out ができるようになりました。 これで SL-A300 では地図の閲覧だけなら物理キーだけでできるようになり、使い勝手がよくなったと思います。