SL-C700 用の qinstall-fix & SDHCドライバ?

ブースカさんから qinstall-fix が SL-C700 でインストールできないとのご報告がありましたので、SL-C700 の ROM 1.50JP に合わせて修正し直しました。→ ダウンロードページ

SL-C700 以外の方はインストールし直す必要はありません。

また、超危険ですが、実機もないのに SL-C700 SDHC ドライバを作ってみました。どなたか検証してみたいという方はいらっしゃいませんでしょうか。

SL-C750/760/860 の SDHC ドライバと SL-C700 のドライバはかなり似ていたため、まともに解析はせず、ただ単にパッチを当てるオフセットを合わせただけです。ですので動くどころか kernel panic する可能性も大です。

そんな状態ですので、とても恐くてリリースとは名乗れませんので、ダウンロードページではなく、このエントリで配布します。

  •  zaurus-sd-driver-update_2.0-for-C700_arm.ipk  (SL-C700用 超危険版)

—-3/5追記—-

問題なく動作しているようなので、ダウンロードページでの配布に切り替えました。ダウンロードページからどうぞ。

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注意事項として、ドライバロード時に kernel panic になるような場合、最悪NANDリストアしなければ起動しなくなるかもしれません

NANDリストアしなくとも、メンテナンスカーネルから sharp_mmcsd_m.o を元に戻す作業をすれば起動はできるようになると思いますが、これらの意味がわからない方は絶対に試さないでください

これが動かないとなると実機がないので修正することは困難です。このまま動いてくれるといいんですけど。。。

qinstall-fix アップデート

qinstall-fix を更新しました。 →ダウンロードページ

 今回配下の修正が加えられています。

  • SL-C700に対応
  • SL-C3100 の ROM 1.02JP に対応

匿名ユーザさん、sugarware さんから、SL-C3100 でインストールできないとご報告いただいたので、ROM 1.02JP に合わせて修正しました。SL-C3100 をお持ちの方は必ず ROM 1.02JP にアップデートしてから qinstall-fix をインストールしてください。

また、SL-C700 の要望もありましたので、対応してみました。SL-C700 をお持ちの方はお試しください。

SL-C750 の動作報告もまだ無いので、SL-C750 の動作報告もお待ちしてます。

空き領域が2GB以上、4GB未満のSDに対して ipk がインストールできれば正しく修正されています。

SL-C750/760/860用 32GB 対応 SDHC ドライバ完成!

おまたせしました!
やっと SL-C750/760/860 でも 4GB を超える SDHC に対応できました。→ダウンロードページ

ある程度の確認はしていますが、4桁機用のv2.0同様、派手にバイナリパッチを当てているので、v1.0に比べると危険度は高いです。リスクを承知の上、自己責任でご使用ください。

—-追記—-

2GB以上の SD を認識させるために他のSDドライバ(SD-Link11b用など)をインストールされている場合は、アンインストールしてから本ドライバをインストールしてください。

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SL-C760にて、以下のカードで確認しています。

  • KINGMAX MSD-128M (miniSD 128MB)
  • Sandisk SDSDM-512 (miniSD 512MB)
  • GREEN HOUSE GH-SDCM1GC (miniSD 1GB)
  • アイオーデータ SDMC-2G (microSD 2GB)
  • Transcend TS4GSDC (SD 4GB)
  • Sandisk SDSDQ-4096 (microSDHC 4GB)
  • A-DATA SDHC8GB (SDHC 8GB)

私は持っていないので確認はできていませんが、おそらく 32GB SDHC も使用できるはずです。

試してみた方は動いても動かなくても、コメントにご報告いただけるとうれしいです。

よろしくお願いします。

4桁機用 SDHC ドライバアップデート

4桁機用のSDHCドライバを更新しました。→ダウンロードページ

mond さんからご指摘がありましたが、v2.0 では読み込み速度が遅いという問題がありました。今回のリリースでこの問題を修正しました。

原因は、SDHC対応が一部漏れていて、マルチブロック読み出しが全く使われない状態だったためでした。

また、調子に乗って若干の最適化を行ってみました。少しは Read 性能が上がっている・・・かも?

10MiBのデータを読み出す時間を測ってみました。

オリジナル

bash-2.05$ time dd if=/dev/mmcda of=/dev/null bs=1024 count=10240
10240+0 records in
10240+0 records out

real 0m3.340s
user 0m0.010s
sys 0m2.500s

v1.2

bash-2.05$ time dd if=/dev/mmcda of=/dev/null bs=1024 count=10240
10240+0 records in
10240+0 records out

real 0m3.369s
user 0m0.010s
sys 0m2.530s

v2.0

bash-2.05$ time dd if=/dev/mmcda of=/dev/null bs=1024 count=10240
10240+0 records in
10240+0 records out

real 0m12.478s
user 0m0.000s
sys 0m11.600s

v2.1

bash-2.05$ time dd if=/dev/mmcda of=/dev/null bs=1024 count=10240
10240+0 records in
10240+0 records out

real 0m2.855s
user 0m0.010s
sys 0m2.800s

v2.0 では4倍近く遅い結果になっています。

v2.1 は v1.2 以前に比べ、一応、トータルでは短くなっていますが、逆に system time が若干長くなったので、CPUをガンガン使うアプリではアプリの動きがちょっと鈍くなる可能性もあるかもしれないです。

ちなみに、SDHC カードを使っても性能向上はほとんど望めません。書き込みは多少早くなる可能性はありますが、ハードウェアの能力不足の影響の方が大きいと思います。

 

4桁機のリリースばかりで3桁機をお持ちの方はヤキモキしてると思いますが、対応は進んでいて、SDHCの読み書きはできるようになりました。ただ、今度は非SDHCカードがアクセスできなくなっていて、その原因を調査中です。

もう少しお待ちください。

2GB超えメディアへの ipk インストールの道 (3 桁機編)

1年越しのまさかまさかの続編です(^^;

いままでも発生していた問題ですが、3桁機用の SDHC ドライバによって、4桁機だけでなく、3桁機でもこの問題が無視できなくなりつつあるので、3桁機も同様の修正を入れてみました。 → ダウンロードページ

—-追記—-

説明不足でしたので追記しますと、標準のインストーラはパッケージをインストールする際に空き容量をチェックするのですが、SL-C3200を除く全機種で、空き容量が2GBを越えるメディアにインストールしようとすると「空き容量が足りません」といったメッセージが表示され、インストールできない問題がありました。当時は4GB以上のメディアが無かったためでしょう。

このパッケージは、この問題を解決するものです。

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また、4桁機で未対応だった SL-C3100用の修正も入っています。

これで SL-C750/760/860/1000/3000/3100 に対応したはずです。(SL-C3200は元々修正不要です)

私は SL-C760/1000/3000しか持っていませんので、これ以外については動作確認できていません。
例によってバイナリパッチで対応なので、未確認でリリースするのはちょっと危険なのですが、メディアの空き容量計算処理は全機種でほぼ同じだったのでたぶん大丈夫だとは思います。
とはいえ、リスクをご了承の上、自己責任でご使用ください。

SL-C750/760/860/3100 をお持ちの方は試してみた結果をご報告いただけるとありがたいです。

空き容量が2GB以上あるメディアに対して何らかのパッケージをインストールしてインストールが完了すれば修正されています。