Linuxで Xgecu T48 が使えるようになったのでAliExpressで購入した 4Mbit Flash の SST39SF040 (一つはSST39SF010) と GAL の GAL16V8、ATF16V8 を読み出してみました。
見た目がもう↓のような新品じゃない感じだったのでリサイクル品だろうなとは思っていますが果たして・・
Flashの読み出しを行うにはXgproを起動して左上の「Select IC」から読み出すチップの種類を選択します。
左の Search Device でデバイスを絞り込むと探しやすいです。今回はSST39SF040を選択します。
選択したら、「Device」メニュー→「Read」か、ツールバーの「Read」アイコンを押下すると以下のようなダイアログが表示されます。
右の図のように本体に SST39SF040 をセットします。図に記載のように、ゼロプレッシャーソケットのレバーが下側に来るように置いて、ICを上に寄せて配置します。本体にUSBケーブルが刺さる側が上(1Pin側)です。図で表示してくれるので親切ですね。
Read ボタンを押すと読み出しが開始されます。
しばらくすると・・・
読み出すことができました。
ご覧のように何らかのデータが書き込まれたリサイクル品であることが分かります。
価格的にリサイクル品だろうことは予想していたので、まぁ、そんなものかなという感じですね。趣味で使う分にはリサイクル品でも安価に購入できるのは非常にありがたいです。
データを軽く眺めてみたところ、nylon, knit, needle, jacquard といった単語が見られたので織機か何かのファームウェアのようです。
残りのFlashも調べてみましたが購入した SST39SF040 と SST39SF040A は全てリサイクル品でした。
つづいて GAL16V8 と ATF16V8 も Read してみます。
最初にBlank Checkしてみると空デバイスではないことが分かります。
Readしてみると・・・
はい。こちらもリサイクル品でした。
購入した GAL16V8、ATF16V8 すべてリサイクル品でした。
GALに関しては書き込み回数が100回程度と限られているので、リサイクル品だとどの程度使えるのかが心配にはなりますね。
ただ、その分安いので、多めに買って使い捨て感覚で使っていこうと思ってます。GAL16V8とATF16V8合わせて20個買ったのでしばらくは困らなそうです。