手作りディフューザーで空気を溶かす

前回前々回に引き続き、しそシステムです。

エアポンプが無いため、水を送るチューブにストローを指して空気を混ぜてみたのですが、水流が弱いせいかうまく空気が混ざりませんでした。

エアポンプは付けたくないので、水流でなんとか空気を混ぜられないかネットで調べてみると、アクアリウムの界隈でヒントが見つかりました。

水流の力で空気を混ぜる機器をディフューザーと呼ぶらしいです。エーハイムというメーカが有名らしいです。

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ちょっと高いなあと思って自作できないか調べていたら、ボールペンを使って自作している方がいました。

余談ですが、アクアリウム関係は自作されている方が多いですね。自作や工夫できる余地が多くて「ものづくり」という観点でも面白そうな世界ですね。

上記サイトを参考に、ボールペンでディフューザーを作ってみます。

まずは使い終わったボールペンを分解します。

ボールペンを分解

使い終わったボールペンは妻から提供してもらいました。

このボールペンは先端がネジ式になっていないため、先端もカットしました。ボールペンの芯は使い切っていたのですがティッシュを小さく丸めたものを通してインクを拭き取っておきました。ちょっとわかりにくいですが、左端を少し斜めに切っています。

胴部分も適当な長さに切り、ボールペンの芯が通る穴を開けます。

芯を通して、胴に先端部分を差し込みます。

右側からチューブを通します。内径10mmのチューブではちょっと大きく、結束バンドで固定しました。やはり9mmのチューブにしておけばよかった・・。しかも完成した写真を撮り忘れました。

これをポンプのチューブの先端に取り付けます。

まずは取り付け前。

タカギのL字ジョイントを付けて自然に流れ落ちるようにしています。このままだと、水が流れるジョボジョボという音が結構大きく、その割に泡がたっていません。

ディフューザーを付けたのがこちら。

ボールペンの先端部分で狭められているので、水面から出した状態だと水鉄砲のように水が噴射されています。噴水用のポンプですが思っていたより勢いがありますね。

これを水に沈めると・・・

おー! 気泡がたくさん出てる! これならたくさん酸素が水に溶けてくれそう!

深く沈めすぎると水圧に負けて空気を引かなくなってしまうので、ちょっと沈めるくらいがちょうどよかったです。

音は少し小さくなりましたが、天ぷらを揚げたときのジュワジュワみたいな音になりました。あまり変化しない一定のノイズなので、それほど気にはならない音でした。

欠点は吐水量が減っていそうなところでしょうか。一応、噴射の勢いと気泡で撹拌できているのではとは思いますが・・・。

これでほぼタダで空気の問題も解決しました。先人の知恵に感謝です。

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