Xubuntuに乗り換えました

Ubuntu 18.04 を入れたばっかりですが、Xubuntu に乗り換えました。

以前から Unity が肌に合わなくて、Ubuntu を入れてもすぐに gnome-fallback/flashback を入れて Gnome2 相当で使っていたのですが、Unity から Gnome3 に変わったのでしばらく使ってみたところ、Unity の頃の Ubuntu に比べて格段に使いやすくなりましたね。

デフォルトの Alt + Tab のアプリケーション切り替えが変態仕様だったり、細かいところは気に入らないところもありますが、カスタマイズすれば違和感ない使い勝手になってくれるので気に入りました。

ただ・・・。
Gnome3 の UI は JavaScript で動作する Web ベースに近いとは聞いていたのですが、やはりメモリを非常に食うようで・・・。

起動直後の時点で1.3GBも使ってる!!!!
アプレットを色々動かしているとはいえ、この消費量はちょっと・・・。
メモリが潤沢ならまだしも、私の Vaio は 4GB しかメモリが載っていないので、1/3 が無駄(?)に OS に食われるのはいただけません。

ということで、Ubuntuの軽量フレーバーを色々と試してみました。

今回試したのは、Lubuntu、Ubuntu MATE、Xubuntu の 3 つです。軽量のデスクトップ環境は他にもあるのですが、別にウインドウマネージャマニアではないので、環境構築に手間を取られたくなかったのが一番の理由です。

まず最初に試したのは Lubuntu。ウィンドウマネージャに LXDE を使っています。
LXDE は Windows のような自然な使い勝手ながら、軽量であることで有名です。
CPUパワーもメモリもあまり必要としないため、一昔前の PC でもサクサク動きます。

使用メモリ量は・・・。

350MB!! Ubuntu(Gnome3)の1/4ですね。素晴らしい。

続いて、Ubuntu MATE。「メイト」ではなく「マテ」と読みます。
こちらは Gnome3 に違和感を感じた人たちが Gnome2 環境を維持するために、Gnome からフォークしたという経緯で作られた環境のため、Gnome2 がベースになっており、gnome-fallback/flashback 環境とほぼ同じです。
Unity になる前の昔の Ubuntu に慣れている人なら違和感なく使えます。

メモリ使用量は約500MB。LXDE に比べると多いですが、Gnome3 に比べれば半分以下です。

最後は Xubuntu。ウインドウマネージャに xfce を使っています。LXDEと同様、軽量なのが特徴です。

メモリ使用量は・・・。

430MB。LXDE と MATE の中間くらいですね。

MATEは使ったことがあったので、Lubuntu と Xubuntu をしばらく使ってみたのですが、Xubuntu を使うことにしました。

Lubuntu は非常に軽量なのですが、良くも悪くも軽量デスクトップで、一昔前のデスクトップ環境という感じでした。

Xubuntu も Lubuntu と同じくらい軽快な操作感ながらも、コンポジションが使えたり、今風のDockを備えていたりと、軽量ながらもワクワク感がありました。

Ubuntu MATE は Gnome2 に使い慣れているため非常に使いやすく、多機能で安心感があります。LXDE, Xfce に比べると少しだけ重いですが、Gnome3 に比べれば非常に軽快です。

MATE は選択肢として悪くないのですが、今回はワクワク感をとって Xubuntu (xfce) にしました。

本格的に使い込んでみようと思います。

ちなみに、メモリが豊富なデスクトップは Ubuntu (Gnome3) で行こうと思います。
一昔前とは違い、常用できそうと思えるくらい素の Ubuntu は使いやすくなったと思います。

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