qgmap alpha7 リリース

qgmap の aplha7 をリリースします。ダウンロードページからどうぞ。
予告どおり、10/10中に間に合いました ^^;

alpha6 からの差分は以下のとおりです。

  • 中央マーカ表示機能 (「.」キーで表示ON/OFF)
    • 表示ON/OFF状態を保存
  • tera様の高速化&マーカ状態保存パッチ適用
    • スクロールの高速化
    • マーカ表示のON/OFF、表示マーカ番号の保存
  • sugerware様ご提案のクリップボード連携機能
    • Fn+C キーで現在位置・ズームレベルをクリップボードへコピー
    • Fn+V キーでクリップボードから現在位置・ズームレベルをペースト
  • 上記機能に関連して、緯度経度指定ジャンプでズームレベルを指定可能に

今回の修正は盛りだくさんです。

順番は前後しますが、まず tera 様の高速&マーカ状態保存パッチです。

以前のブログでも述べていますが、この修正でスクロールがかなり早くなります。
また、アプリ終了時のマーカのON/OFF状態、表示番号の状態を保存するようになりました。。

続いて、sugarware様ご提案のクリップボード連携機能です。
Fn+C, Fn+V で位置情報をコピー、ペーストすることができます。
この位置情報をテキストエディタに張り付けておくことで、簡単なメモとともに位置情報を管理することができるようになります。
sugerware 様はさらにアウトラインエディタ WZNotes との組み合わせることで、より便利に位置情報を管理できるのではないかと提案されています。
アウトラインエディタで階層的に位置情報をまとめることができますので、とても便利な組み合わせだと思います。うーん、このアイデアも秀逸です。

この位置情報ペースト処理を実装するに当たり、緯度経度指定ジャンプのパーサを見直しました。
この緯度経度指定ジャンプのパーサと位置情報ペースト機能のパーサは同じものを使っていますので、緯度経度指定ジャンプでもズームレベルを指定できるようになりました。

緯度,経度[,ズームレベル] 

のように指定します。ズームレベルはオプションなので今までどおり指定しなくてもOKです。

最後に、中央マーカ機能は qgmap-sample-0.0-alpha6 で中途半端にリリースしていましたが、正式に組み込みました。
ちょっとだけ改良してあって、マーカ表示機能に合わせて、アプリ終了時の表示状態を保存します。

ちょっと時間が迫っていて、乱文になってしまってごめんなさい。

最後に、今回のリリースに大きく貢献してくださった tera様、sugerware様に改めて御礼申し上げます。
ありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いします。

qgmap alpha6 リリース

qgmap の alpha6 をリリースします。ダウンロードページからダウンロードしてください。

今回の主な修正は、以下のとおりです。

  • y様からご指摘のあった、ズームレベル 0 の画像が表示できないバグの修正
  • tera 様からご要望があった、マーカー表示機能の実装
  • Hキー or ? キーでヘルプ表示
  • 緯度経度指定ジャンプで数値の前後のスペースを許容

1つ目はダウンロードページのコメント欄に y様からご指摘があったものです。(コメントに気づかず失礼しました。)
私の勘違いでズームレベル 1が最精細だと思っていた ^^; のが原因です。(お恥ずかしい・・・)
この修正でズーム0も表示できるるようになりました。

次は tera 様からご要望があった、マーカー表示機能です。 alpha 6 の目玉機能です(?)。
Shift+0~9のキーで位置を登録できますが、「M」キーを押すと、その登録した位置にマーカーを表示することができます。

マーカー表示機能
マーカー表示機能

縮小した図では分かりにくいですが、0〜9のマーカーが表示されています。画面外に位置するマーカーは、画面の端で方向を指し示します。上記スクリーンショットでは、1, 2, 3, 4, 5, 9 のマーカーが画面外になっています。

ちょっと分かりにくいですかね?? 見づらいとか、分かりづらいとかあればコメントください。できるだけ使いやすくしたいと思います。

マーカーをすべて表示すると、若干重たくなるのと、画面がゴチャゴチャするため、個別に表示・非表示を選べるようにしました。
「M」キーを押した後、左上にツールチップが表示されている間(3秒間)に「0」〜「9」キーを押すことで、個別にON/OFFを選べます。
やはりマーカ表示数が少ないと軽くなるようです。

ただ、上記機能のためツールチップが出ている間は「0」〜「9」の位置にジャンプできないことになります。
ツールチップが消えるまで待てない場合は、「Q」キーを押すことでツールチップが表示されていても、本来の「0」〜「9」キーの挙動に戻すことができます。(ちょっとややこしいですね ^^;)

3番目は、ヘルプ表示機能です。機能が増えてきたので、自分のために作りました照れる
「H」キーまたは「?」キーでヘルプを表示できます。いずれかのキー押下か、画面のタップで消えます。
いずれスタイラスでもヘルプ表示できるように、「?」アイコンでも画面上に作ろうかなと思っています。

最後は、ヘボかった緯度経度パーサをちょっとだけいじりました。数値の前後や、カンマの前後にスペースが入っていても正しくパースできるはずです。

なりふり構わずに機能追加してきたので、そろそろソースを見直して 0.1 をリリースしたいなと思ってはいるんですが・・・。
たぶん次も alpha っぽい気がします あっかんべー

qgmap alpha5 リリース

qgmap alpha5 をリリースします。→ダウンロードページ

今回の変更は以下の2つです。この修正により、常用が現実的になったと思います。

  • 位置の保存・復元
  • 緯度経度指定ジャンプ機能

まず、位置の保存・復元機能ですが、「Shift」+「0」~「9」キーで現在表示している緯度経度とズームレベルを保存できるようになりました。保存した位置は「0」〜「9」キーでジャンプすることができます。

また、「0」に保存した位置は特別で、アプリの初期表示位置になります。今までは起動すると神奈川県近辺が表示されていたため、その他の地域の方々にはいちいちスクロールする必要があり、常用は厳しかったと思います。この機能で自宅近辺を「0」に登録することでかなり使いやすくなったと思います。

もう一つはtera様からご要望があった、緯度・経度指定ジャンプ機能です。「J」キーを押すことでダイアログが開き、緯度・経度を入力できます。


緯度経度入力ダイアログ

緯度,経度の順に入力してください。今はまだパーサが貧弱なので、","の前後等にスペースが入っていると解釈できませんあっかんべー。スペースは一切入れずに連続して入力してください。

緯度経度の表記は、度.分.秒表記(12.34.56)と、度表記(12.3456)のどちらも入力可能です。ただ、"."の数でどちらの形式かを判断していますので、度.分.秒表記の場合は、秒まで入力してください。

  • 12.34 → 12.34 度と判断
  • 12.34.0 → 12度34分と判断

以上の修正で、一応地図として最低限使えるモノになったかなと思います。

あともうちょっと修正したらソースを整理してalphaを取ろうかなと思います。

qgmap alpha4 リリース

お知らせ:新しいバージョンが出ています。最新バージョンはダウンロードページ

qgmap の alpha4 をリリースします。

変更点は、ここのところの開発メモに書いていた縮尺表示です。今回はあまり革新的な変更ではありません。

画面の左下に縮尺を表示するようになりました。


↑縮尺表示が付きました

苦労して導いた式を使って計算しているので、表示している緯度に合わせて縮尺が変化します。

ここのところ、ちょっとずつqgmapのまわりに動きが出てきて、Zetaの作者のHB1様や、GM_Liteの作者のtera様などからもコメントをいただき、さらに、何気なく qgmapでググってみたところ、 2ch でも好意的に取り上げられていて、ちょっと嬉し恥ずかしといった半面、身が引き締まる思いです。

ゆっくりですが、できるだけ使える、使いやすいものを目指して開発していきますので、長い目で見守ってください。。

使いやすいと言う意味では、そろそろ ダウンロードページとか、GM_Liteでの地図のダウンロードの仕方とかを解説したページを作った方がいいですね。 2ch でも使い方が分からず困っていた方もいらっしゃいましたので。

地道にいろいろ整備していきます。

qgmap alpha3 リリース

お知らせ:新しいバージョンが出ています。最新バージョンはダウンロードページ

リリースしますと宣言してからだいぶ時間が経ってしまいましたが、qgmap の alpha3 をリリースします。

SL-C1000で動作確認してます。SDカード等にもインストール可能です。

今回の修正点は主に動作の高速化です。

  • 拡大処理を独自実装して高速化
  • QPixmapCache のキャッシュサイズ変更 (1MB->8MB)
  • 拡大前の QImage をキャッシュするように変更

最後の拡大前画像のキャッシュ化は開発メモには書いてませんでしたが、QPixmapCache だけでは拡大後の画像しかキャッシュしないため、拡大する度に前の同じ画像を何度もロードし直していました。

そのため、VGA画面全部が4倍拡大の場合、ちょうどいい場所であれば1枚の画像だけロードして、それを4倍拡大すればいいものを、律儀に同じ拡大前画像を何度もロードしていました。

ただ、今回の修正の1番目と3番目は拡大補完時の高速化で、等倍地図での高速化は2番目の修正のみなので、地図の必要領域の全縮尺をダウンロードしている人にはあまり高速化は体感できないかもしれません。

私みたいに地図の容量をケチるためにダウンロード範囲を最低限までチマチマ削っている人には効果大かも (^^;

そろそろデバッグコードも綺麗に消して、バージョン 0.1 としてリリースしてもいいかなぁ。