以前 kobo touch にUSBシリアルを繋げる、Kobo 用のシリアルコネクタ作成という記事を書きましたが、kobo glo では後ろに E-ink パネルがあって治具が貫通せず、この方法が使えなかったためコネクタを追加することにしました。
普段使いもしている端末なので、ケースにバリバリ穴を開けて線を引き出すというのではなく、外観を損なわないような方法を考えました。
コネクタの位置ですが、microUSB 端子の横に隙間がありそうだったのでそこに追加しました。
端子はICソケットの丸ピンタイプ(秋月電子へのリンク)の足を切ったものを使用し、ホットボンドで固定しています。
ちょっと汚いですが拡大するとこんなかんじです。
プラグの方は丸ピンのIC連結ソケット(秋月へのリンク)を使いました。
接続するとこんなかんじです。
筐体がそこそこ厚みがあるのでがあるのでピンの長さが足りるか心配でしたが、ギリギリ届いているようで、差し込んだ時にクリック感(?)があり、しっかりホールドされます。
逆向きに挿せてしまうので、向きを覚えて置かないといけないのが難点です。
5ピン分の幅を使って、2番めのピンを切り落として逆には挿さらないようにしたほうが良かったかもしれません。
外観はこんな感じです。
穴を開けただけなので、注意してみない限りほとんど目立ちません。個人的に大満足の出来です。
ケーブルの先はこんな感じになっています。
適当に余っていたケースに入れたのでかなりスカスカです。
シリアル変換には前回同様、秋月のFT232RL USBシリアル変換モジュールを使ってます。今見たらキットも出てるんですね。ピンヘッダを自分でハンダ付けするだけで150円引きはお得です。
やはりケースに入れるとぞんざいに扱えるのでいいですね。むき出しだと常にショートしないか気にしないといけないので、精神的に煩わしいです。
ついでに Touch の方もやってみました。
これで裏蓋を開けなくても手軽にデバッグできるようになりました。touch と glo を行き来するのもケーブルの差し替えで済むのラクチンです。