前回MSX用のROMカートリッジからROMを取り出しました。今回は取り出したROMからデータを読み出してエミュレータで起動させてみたいと思います。
前回の記事はこちら
ROMのピン配置
取り外したROMのピン配置をネットで探してみたところ、28Pin DIPの 1Mbit のメガロムについては大体以下のピン配置になっているようです。
似非RAMディスクの作り方のサイトにも載っていました。
1Mbit = 128KiB。217 = 128*1024 なので、アドレスバスは17本もあるんですね。データバス8本と制御線(/CS)も合わせると、26本ものGPIOが必要になります。
BASEBALLから取り外した128Kbit ROMも調べてみました。128Kbit〜1Mbit ROM を並べるとこんな感じです。
容量が倍に増えるとともにアドレス線が1本必要になるので、制御線や電源用のPinがアドレス線に侵略されていっているのが分かりますね。
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